[買い物日記] W204 Cクラスのタイヤを個人輸入で Continental PremiumContact 6 に交換

今回の買い物:
  • コンチネンタル Premium Contact 6 (フロント:225/45R17 91Y、リア:245/40R17 91Y)・・・347.60英ポンド+送料 224英ポンド-VAT免税分 95.27英ポンド=合計 476.33英ポンド (日本円 67,937円)
  • タイヤ取付工賃(ディーラー)・・・27,000円 (税込)
  • 合計 94,937円
購入先: イギリス
見積日: 2017/04/05
注文日: 2017/04/13
到着日: 2017/04/25
取付日: 2017/04/30

難易度: 4/5 ★★★★☆ (それなりに大変だった)
達成度: 5/5 ★★★★★ (大物輸入に成功した)
満足度: 5/5 ★★★★★ (いい買い物をした)

コンチネンタル Premium Contact 6 を購入


コンチネンタル Premium Contact 6

発売日: 2016年11月 (欧州)、2017年7月 (日本)

ContiSportContact 5 と ContiPremiumContact 5 の両方の後継モデル。

こういうことか?

とはいえ、ContiSportContact 5 にはもう一つ Sport Contact 6 というスポーツ寄りの後継モデルがあるので、Premium Contact 6 は ContiSportContact 5 の運動性能を維持して ContiPremiumContact 5 の乗り心地をプラスした感じ。実際そうだった。

イギリスのショップに注文 (2017年4月13日)


Premium Contact 6 は日本で未発売。US でも見かけないが EU のショップではすでに発売されている。ほとんどのショップは EU内しか発送しないが、海外発送ができるショップがイギリスにあった。

4月4日、そのショップのサイトに、海外発送の場合は先に問い合わせるよう書いてあったので、タイヤの本数とサイズ、日本からの注文を伝えた。

4月5日、送料は 224英ポンドと返事がきた。約 3万円だが、実際は 20% のVAT分が差し引かれて 2万5千円くらいになる。

ちなみに、タイヤの関税はかからない。税率 0%だ。

4月13日、最終的に Premium Contact 6 を注文した。225/45R17 91Y が 1本 £73.60 (10,066円)、245/40R17 91Y が 1本 £100.20 (13,704円)だった。

この日の為替レートが 1英ポンド=136.77円だった。実際のカードの引き落としのレートは 1英ポンド=142.628円だった。カード会社にボラれている。

トラブル発生(1) - カード承認エラー


支払いに Citibankのカードを使ったら承認エラーが出た。代わりに Ts Cubic カードを使った。

翌日、Citibankになぜ使えなかったのかを電話で聞いた。あまり要領を得なかったが、要するに怪しい時間に怪しいショップで怪しい買い物をしたのでセキュリティのブロックがかかったということらしい。

確かに朝の 4時に日本からイギリスにタイヤを注文する人はあまりいないだろう。変な使い方なのは認める。しかし悪事が目的ならこんな換金しづらい買い物をしないだろう。納得はしていない。

タイヤ発送 (2017年4月19日)


4月14日、4月19日に発送するという予告メールが届いた。
4月20日、出荷処理に入ったというメールが届いた。
4月21日、出荷済みのメールが届いた。

一緒に、FeDex International Economy のトラッキング情報が届いたので、メールアップデートを登録した。

FeDex のトラッキング情報


FeDex は追跡番号をリサイクルしている。あとで見たら違う配送に変わっていた。
4月22日、集荷連絡受付

配送予定日は 5月1日だ。

4月22日、集荷 (配送予定日:5月1日)

4月22日、集荷済み

トラブル発生(2) - 通関遅延


4月24日、通関遅延

4月24日、配送予定日:未定

4月24日、通関が遅延しているとアップデートがあった。申告額の不一致ということで、荷送人か輸入車が申告しなおす必要があるそうだ。配達予定日がブランクになった。

ところで、すでに日本に到着しているということか?

4月24日、通関遅延解消

4月24日、配達予定日:5月1日

忙しくて連絡しなかったらその日のうちに解決したとメールが届いた。ショップが修正したようだ。元の配達予定日に戻った。

自宅に到着 (2017年4月25日)


4月25日、いきなり配達済み

と思ったら、翌日いきなり届いた。

配送されたタイヤ

5月1日だと思っていたので仕事に出ていた。家人によると、FeDex のトラックがきてタイヤを置いて行ったそうだ。

ラップに荷札を直接貼ってあった

タイヤはビニールのラップでくるんであった。梱包というより包装といったほういい。このままで輸送されたと思われる。荷札が直接貼られている。

製造年週 F:0417/0317 R:0817/0417

1個ずつころがして、ヘコんでいないか確かめた。製造年週はバラバラだが、今年1月から2月の製造だった。

タイヤ交換 (2017年4月30日)


4月29日に、履いているスタッドレスタイヤと預けてあるサマータイヤの付け替えを依頼していたので、そこにタイヤ交換も依頼した。

5月1日の到着だったらタイヤ交換はゴールデンウイーク明けと思っていたところだ。

ただ、クルマを 1日預けることになった。代車を出してもらった。

フロント

リア

スペック

消費税の支払い


タイヤを輸入する場合、現地の付加価値税は免税で関税も無税だが、日本の消費税はかかる。

通関の際にFeDexが立替えて、あとで請求書を送ってきた。

インプレッション


自動車評論家ではないのであくまで印象しか語れないが、一言で言えば快適なタイヤだ。

新車に装着されていた ContiSportContact 5 よりも当たりが柔らかくて軽く転がるしノイズが少ない。高速だと快適さをさらに実感する。以前の「ジャー」が「サー」に、「ゴォー」が「コー」に変わった。

それととても曲がりやすい。今まではカーブで外に膨らむ感じがあったが、スッと切れ込むように曲がることができる。昭和に流行った AWS みたいな、運転席を中心に回るような感覚だ。そのうえ横Gを感じない。

コンチネンタル Premium Contact 6 のデータ

  • 装着サイズ: フロント 225/45R17、リア 245/40R17
  • ロードインデックス: 91 (615kg)
  • スピードレンジ: Y (300km/h!)
  • ノイズクラス: 2、71dB

あとがき


ContiSportContact 5 は、溝はまだ十分あったが雨の日に首都高の継ぎ目でスキッドするようになった。メーターは 3万3千km、冬はスタッドレスに履き替えるので実際に走ったのは 2万5千km程度だが早めに交換することにした。

昨年末から検討を初めて、最終的に Michelin Pilot Sport 4、GoodYear Eagle F1 Asymmetric 3 と比較した。

Pilot Sport 4 は、性能がよくて最近発売されたモデルのわりに安く買えるので人気が高い。売れているので情報も多い。ただそれだけに人と同じなのが気になっていた。

Eagle F1 Asymmetric 3 は 2016年に出た新作で、前車の W203 で履いていた Eagle F1 Asymmetric 2 の印象が良かったのでこれに決めかけていた。ところが、タイヤの比較テストの記事で 100km/h からの制動距離が Pilot Sport 4 よりも 5m も長いのを読んで候補から外した。

Premium Contact 6 はさらに新しくて、タイヤの比較テストで Pilot Sport 4 とトップを争っている。性能は同じレベルだと思うが、日本で未発売にむしろ惹かれて決めた。

日本で売られていないので輸入するしかないが、海外発送ができるショップを探すのに一番時間を使った。

ドイツに住んでいる、おそらく個人で代行サービスをしているという人に問い合わせたら、荷物を転送するのではなく、ショップで買うところから代行するので商品代金も振り込むように言われて遠慮した。先方なりの理由はあると思うが、こちらとしてはショップとの間に入られると、カードのプロテクションが外れてしまう。そのリスクは取りたくなかった。

* * *

トラブル(3) - 高速道路走行中のタイヤ異常アラート


4月30日にタイヤを交換して、その晩遅く帰省のために高速にのった。流れに乗って走っていたら、タイヤの異常ランプがついて非常事態になった。コマンドセンターのメニューが一切効かない。

アラートの直後に渋滞でのろのろになったので大きな事故の危険はなくなったが、車線上で止まったりしたら相当な影響が出る。この渋滞だとロードサービスがいつくるかわからない。

とにかくタイヤに意識を集中して何か異音や異物を感じたらすぐ止まるつもりで走行した。

ホテルに到着が遅くなるのを伝えて、何が起きたのかわからないので、とにかく一番最初のインターで降りて、止まってクルマの状態を見ることにした。1時間後にインターから一般道に出たが、そこは高速の照明以外何もない田園地帯だった。午前0時をまわっていた。

深夜営業のガソリンスタンドもなく、ひたすら農道を走っているとどこかの国道に出た。沿道にあったコンビニの駐車場に入った。タイヤのネジと空気圧を確認した。特に異常はなかった。

空気圧に異常なし

腑に落ちないまま、ここまで走れたならこの先も大丈夫だろうと腹を決めて、来た道を戻って高速で目的地まで走った。

翌日、地元のヤナセで診てもらった。なんのことはない、タイヤの空気圧センサーのリセット忘れが原因で、本当の異常ではないことが判明した。リセットをかけて、空気圧も低かったので高めに入れてくもらった。料金は要らなかった。

地元のヤナセ

そもそも、ディーラーに持ち込みのタイヤ交換を頼んではいけないということか。輸入車のディーラーとは、自分の手は動かさずに、基本すべて任せて何か問題があったら言って対応させる、面倒なことは金で解決するのが正しい付き合い方だ。自分から何か動いて依頼した場合の対応は正直よくない。



コメント

このブログの人気の投稿

[買い物日記] W204 Cクラスの地図データを DIY でアップデート

Xperia V に LineageOS をインストール

[買い物日記] SONOS ONE スピーカーと Apple TV 4K でオーディオ&ビジュアル環境を構築