Xperia ray、Xperia V そして Xperia SX
Android のバージョンが 2.1 (Eclair)だった頃 Motorola Defy でスマホデビューした。2011年の 3月10日に江東区の FeDex まで取りに行ったのを覚えている。次の日に東北大震災が起きて、スマホをいじり回すどころではなくなった。急きょ大阪に行き、そのままアメリカに渡ったときは、日本には帰れないかもしれないと思っていた。アメリカでは日本で報道されない映像が流れていた。街角いたるところで義援金の募集をしていた。その街角の人たちが自分が日本から来たことがわかると抱きしめて悲しみを伝えてくれた。この頃のことは、いつか忘れないうちに書き記しておきたい。
Motorola Defy は WiFi だけで運用していたが、アメリカで SIMカードを買ってモバイルを試した。Google Map の現在地が歩きに合わせて移動するのを見て、アメリカだと精度がはるかに高いと思ったことを覚えている。Motorola Defy でカスタムROM とカスタムカーネルがあること(そしてその 2つは違うこと)を知った。
2012年に Xperia ray を手に入れてから通話とデータを本格的に使い始めた。Xperia ray はガラケーと同じ大きさで胸ポケットに入れてもかさばらないのでいつも持ち歩いていた。おかげでケースがかなり傷んだがいまだにいじっている。
それから1年経って、後継機の Xperia SX がドコモから発売された。シングルコアの Xperia ray はやはり非力で、コンパクトさは変わらずパフォーマンスがはるかにいい Xperia SX にかなり惹かれた。だが、高額な料金プランに入らないと新品が買えないこともあって、中古の白ロムが安くなるのを待っていたら、発売期間が異常に短く品薄で中古でも高額なまま販売終了になってしまった。そうすると今度は、グローバル機の Xperia V が出たのでこちらに乗り換えた。
Xperia ray はサイズは完璧だがスペックは最低だった。RAM が 512MBしかないのでアプリを 5個以上インストールできない。といっても、2012年頃は他モデルでも 512MB はよくあって何とかなっていた。OS やアプリがメモリ食いになったのが原因で Xperia ray に問題があるというよりも時代に合わなくなったといった方がいいのかもしれない。今となっては常用は無理で通話専用機として使っていたが、結局 Bluetooth レーダー探知機の受信専用機にした。
Xperia V は名機だと思う。手のひらに乗るコンパクトはあきらめざるをえなかったが、グローバル機のメリットでいじり倒すのに最適だった。カスタマイズしたいことを思いつくとだいたい先に試した人がいて方法がすぐわかった。いまだに Cyanogenmod で最新版の OS が手に入るのがうれしい。
Xperia ray と V の間ですれ違ってしまった Xperia SX だが、この間中古で手に入れた。ランクC なのでケースの擦り傷とカメラレンズの曇りがあるのは仕方がない。5,600円で今の底値に近いと思う。予想では値段相応にもっとひどいと思っていたが反対だった。
実際に触ってみてこの Xperia SX こそがベストだと思う。Xperia V と同じ CPU なので使っていてストレスは感じない。それでいて Xperia ray より軽いのは感動ものだ。Xperia SX は iPhone 4 キラーだったと思う。だから CPU の供給で邪魔されたのかもしれない。もし、Xperia SX を一番先に手に入れていたら Xperia ray と V には興味を持たなかったかもしれない。
しばらく持ち歩いて楽しんでみたい。モバイルSuica も使えるのでもしかしたら Xperia Z3 Compact の座も奪うかもしれない。
Motorola Defy は WiFi だけで運用していたが、アメリカで SIMカードを買ってモバイルを試した。Google Map の現在地が歩きに合わせて移動するのを見て、アメリカだと精度がはるかに高いと思ったことを覚えている。Motorola Defy でカスタムROM とカスタムカーネルがあること(そしてその 2つは違うこと)を知った。
2012年に Xperia ray を手に入れてから通話とデータを本格的に使い始めた。Xperia ray はガラケーと同じ大きさで胸ポケットに入れてもかさばらないのでいつも持ち歩いていた。おかげでケースがかなり傷んだがいまだにいじっている。
それから1年経って、後継機の Xperia SX がドコモから発売された。シングルコアの Xperia ray はやはり非力で、コンパクトさは変わらずパフォーマンスがはるかにいい Xperia SX にかなり惹かれた。だが、高額な料金プランに入らないと新品が買えないこともあって、中古の白ロムが安くなるのを待っていたら、発売期間が異常に短く品薄で中古でも高額なまま販売終了になってしまった。そうすると今度は、グローバル機の Xperia V が出たのでこちらに乗り換えた。
Xperia ray | Xperia SX | Xperia V | |
---|---|---|---|
発売日 | 2011年8月 | 2012年9月 | 2012年12月 |
実際の購入日 | 2011年12月 | 2016年11月 | 2013年1月 |
サイズ・重量 | 111 x 53 x 9.4mm, 100g | 115 x 54 x 9.4mm, 95g | 129 x 65 x 10.7mm, 120g |
画面サイズ・解像度 | 3.3インチ, 480 x 854 | 3.7インチ, 540 x 960 | 4.3インチ, 720 x 1280 |
CPU | Qualcomm MSM8255 Snapdragon S2, 1.0GHz シングルコア | Qualcomm MSM8960 Snapdragon S4 Plus, 1.5GHz デュアルコア | Qualcomm MSM8960 Snapdragon S4 Plus, 1.5GHz デュアルコア |
RAM・ROM | RAM 512MB, ROM 1GB | RAM 1GB, ROM 4GB | RAM 1GB, ROM 8GB |
OS初期バージョン→最終バージョン | Android 2.3 Gingerbread → 4.0.4 Ice Cream Sandwich |
Android 4.0 Ice Cream Sandwich → 4.1.2 Jelly Bean |
Android 4.0.4 Ice Cream Sandwich → 4.3 Jelly Bean |
現在使用中のOSバージョン | Android 4.4.4 (CM11) | Android 4.1.2 (ストックROM) | Android 6.0.1 (CM13) |
Xperia ray はサイズは完璧だがスペックは最低だった。RAM が 512MBしかないのでアプリを 5個以上インストールできない。といっても、2012年頃は他モデルでも 512MB はよくあって何とかなっていた。OS やアプリがメモリ食いになったのが原因で Xperia ray に問題があるというよりも時代に合わなくなったといった方がいいのかもしれない。今となっては常用は無理で通話専用機として使っていたが、結局 Bluetooth レーダー探知機の受信専用機にした。
Xperia V は名機だと思う。手のひらに乗るコンパクトはあきらめざるをえなかったが、グローバル機のメリットでいじり倒すのに最適だった。カスタマイズしたいことを思いつくとだいたい先に試した人がいて方法がすぐわかった。いまだに Cyanogenmod で最新版の OS が手に入るのがうれしい。
Xperia ray と V の間ですれ違ってしまった Xperia SX だが、この間中古で手に入れた。ランクC なのでケースの擦り傷とカメラレンズの曇りがあるのは仕方がない。5,600円で今の底値に近いと思う。予想では値段相応にもっとひどいと思っていたが反対だった。
実際に触ってみてこの Xperia SX こそがベストだと思う。Xperia V と同じ CPU なので使っていてストレスは感じない。それでいて Xperia ray より軽いのは感動ものだ。Xperia SX は iPhone 4 キラーだったと思う。だから CPU の供給で邪魔されたのかもしれない。もし、Xperia SX を一番先に手に入れていたら Xperia ray と V には興味を持たなかったかもしれない。
しばらく持ち歩いて楽しんでみたい。モバイルSuica も使えるのでもしかしたら Xperia Z3 Compact の座も奪うかもしれない。
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