[買い物日記] Ryzen7 3700Xで自宅PCをアップグレード
今回の買い物:
注文日: 2020/06/15
到着日: 2020/06/17
取付日: 2020/06/18 (完了日: 2020/06/20)
難易度: 1/5:★☆☆☆☆ (易しいが OS とアプリの再インストールは苦痛)
達成度: 4/5:★★★★☆ (今時のメインストリームPC に追いつくことができた)
満足度: 3/5:★★★☆☆ (コンパイルと統計は快適だが他のアプリでは実感できず)
<<続編: 2020/07/20 Intel AX200 Wi-Fi 6 カードをデスクトップPC の空いている M.2ソケットで使う>>
注文から 2日で届いた。
B450マザーでよかったのに 6月に入ってショップから消えてしまった。
ストックに PCI-Express x1仕様のファックスモデムカードがあった。ブラケット紛失。
ブラケットは同じ寸法に見えたがネジ穴が数ミリずれていた。被せるだけにした。
組み上げて電源を投入・・・なにも表示されない。GPU を疑ったが違った。
マザーボードの Q-LED が、DRAM の異常(黄色)を示していた。
メモリを何度か抜き差ししたら解決。ラッチのレバーをはめても安心してはいけない。スロットにしっかり押し込んでからラッチをはめる必要がある。
このトラブルで 1日かかった。
BIOSでメモリクロックを DDR4-3200 に固定。オーバークロックはしない。
AMD のチップセット、RAIDカード、TVチューナーボードのドライバを当てたら不明なデバイスが消えた。ファックスモデムカードは自動認識された。
素晴らしい。
チップセットドライバを当てる前の方がスコアがいい。
拡張ボードが SSD を塞いでいる。
マニュアルの日本語が通じない。
AMD のファンLED 制御アプリを使う場合は、内部USB(2.0)のコネクタにつなげる。マザーボードメーカーの LED制御アプリにまかせる場合は、3pin のコネクタにつなげる。マザーボードの方が多彩な制御ができる。
ゲーマーではないのでファンLED は AMD の制御で十分、というより LED を消したい。LED を消すのは AMD アプリでないとできない。
しかし、マザーボードには内部USBのコネクタが 2つしかない。TVチューナーボードが 1つ、PCケースの前面ポート用に 2つ必要だがすでに足らない。ファンLEDは AMDアプリをあきらめて 3pin につなげた。
Aliexpress で内部USB2.0コネクタの増設ボードを注文した。
自分用の PC を組むのは 2012年以来 8年振り、先々代の PhenomII X6 1100T から 10年振りの AMD だ。昔の爆熱、爆電力のイメージも完全に変わってエコになった。
コンパイルや統計計算では、Ryzen7 3700X のパフォーマンスは素晴らしい。当分はマシンパワーに不自由しないだろう。
Adaptec AHA-2940 (U/UW) や Promise Fasttrak の時代からハードウェアRAID を使い続けている。OSレベルの RAID機能を使ってしまうと、別の PC で復旧といったことが難しくなる。
RAIDカードの BIOS がブートディスクを探すので全体の起動時間が長くなるのは仕方ない。
今年になって宅内LAN のハブも 2個交換した。自宅のIT環境に寿命が来たようだ。
コレガの電源内蔵型を新築時に導入してから 11年使った。後継機に同じ電源内蔵型を探したが売られていない。仕方なくACアダプタ型の NETGEAR GS308E-100JPS に交換した。このハブはアンマネージドといいながらマネージできるようだ。VLAN も張れるらしい。だが、自宅ではニーズがないのでただのスイッチとして使っている。
- AMD Ryzen7 3700X・・・マザーボードとセットで 56,558円
- ASUS TUF GAMING X570-PLUS
- ASRock Phantom Gaming D Radeon RX580 8G OC・・・18,711円
- ADATA AX4U3200316G16A-DB30 (DDR4-3200 16GB 2枚組)・・・15,980円
- CFD EG1VNE CSSD-M2M1TEG1VNE (M.2-2280 SSD 1TB)・・・14,579円
- 送料無料
- 合計 105,813円 (キャッシュレス還元5% 5,290円)
注文日: 2020/06/15
到着日: 2020/06/17
取付日: 2020/06/18 (完了日: 2020/06/20)
難易度: 1/5:★☆☆☆☆ (易しいが OS とアプリの再インストールは苦痛)
達成度: 4/5:★★★★☆ (今時のメインストリームPC に追いつくことができた)
満足度: 3/5:★★★☆☆ (コンパイルと統計は快適だが他のアプリでは実感できず)
<<続編: 2020/07/20 Intel AX200 Wi-Fi 6 カードをデスクトップPC の空いている M.2ソケットで使う>>
パーツ購入
注文から 2日で届いた。
届いた箱
AMD Ryzen7 3700X
ASUS TUF GAMING X570-PLUS
ASRock Phantom Gaming D Radeon RX580 8G OC
ADATA AX4U3200316G16A-DB30
(DDR4-3200 16GB×2枚)
CFD EG1VNE CSSD-M2M1TEG1VNE
(M.2 2280 NVMe 1TB)
B450マザーでよかったのに 6月に入ってショップから消えてしまった。
組み立て
先代Core i7-2600+ASUS P8Z68-V PRO GEN3
PCケースと電源は使いまわす。RAIDカード(RocketRaid)、TVチューナーボード(PX-W3PE4)、ファックスモデムカード(ノーブランド)も引っ越す。
ファックスモデムカードは PCI なのに新しいマザーボードには PCIスロットがない。
ファックスモデムカード (PCI)
ストックに PCI-Express x1仕様のファックスモデムカードがあった。ブラケット紛失。
PCI-E仕様のファックスモデムカード
ブラケットは同じ寸法に見えたがネジ穴が数ミリずれていた。被せるだけにした。
上下の寸法は同じだがネジ穴が合わない
CPUとRAMを取付け
CPUファンを取付け
謎のケーブル、2本
謎のマニュアル、意味不明
GPUを取付け
組み上げ完了
トラブル発生!ブートしない
組み上げて電源を投入・・・なにも表示されない。GPU を疑ったが違った。
マザーボードの Q-LED が、DRAM の異常(黄色)を示していた。
Q-LED: 黄色が点灯
メモリを何度か抜き差ししたら解決。ラッチのレバーをはめても安心してはいけない。スロットにしっかり押し込んでからラッチをはめる必要がある。
このトラブルで 1日かかった。
ようやく動いた。
BIOSでメモリクロックを DDR4-3200 に固定。オーバークロックはしない。
BIOS 画面
Windows10 をインストール
Windows10 クリーンインストール中
OS をインストールしたら最初に RAIDドライバを当てた。ユーザーフォルダを RAIDドライブに移動して以前のファイルを復活。
システム情報
デバイスマネージャー
AMD のチップセット、RAIDカード、TVチューナーボードのドライバを当てたら不明なデバイスが消えた。ファックスモデムカードは自動認識された。
性能
M.2 NMVe SSD
素晴らしい。
比較用: 先代の 2.5インチ SATA SSD
参考: RAID-1 (4TB 5400rpm HDD×2台)
AMD チップセットドライバ適用前
AMD チップセットドライバ適用後
比較用: Ryzen5 2600+RX570
チップセットドライバを当てる前の方がスコアがいい。
使用中の主なアプリケーション
- ビジネスソフト - Microsoft Office、Project、Visioなど
- オーディオ・ビジュアル系 - TVTest、PowerDVD、Sonosなど
- 開発系 - Visual Studio、Cygwin、Python、Rなど
- エディタ類 - Visual Studio Code、Atom、Notepad++など
- システム系 - VirtualBox、WinSCP、Revo Uninstallerなど
インストールに丸 1日かかった。
気になった点① 拡張スロット周りの過密
拡張ボードが SSD を塞いでいる。
GPU がチップセットファンを覆っている。放熱が心配だ。PCケースのサイドパネルにファンを増設した。ケースファンは全部吸気に変えた。ケースがメッシュなので放熱は大丈夫。
GPU のファンも危険だ。ふと指があたったら皮を削られた。ケーブルを吸い寄せて巻き込まないように離しておく。
気になった点② 意味不明なマニュアル
マニュアルの日本語が通じない。
- [マザーボード] メモリスロットの使い方・・・意味不明。英語版でようやく理解。
- [マザーボード] M.2スロットの場所と使い方・・・2つのスロットの違いの説明なし。
- [CPU] CPUファンの LED制御ケーブルの使い方・・・日本語も英語も意味不明。
気になった点③ CPUファンの謎のケーブル
AMD のファンLED 制御アプリを使う場合は、内部USB(2.0)のコネクタにつなげる。マザーボードメーカーの LED制御アプリにまかせる場合は、3pin のコネクタにつなげる。マザーボードの方が多彩な制御ができる。
気になった点④ 内部USBコネクタが足らない
ゲーマーではないのでファンLED は AMD の制御で十分、というより LED を消したい。LED を消すのは AMD アプリでないとできない。
しかし、マザーボードには内部USBのコネクタが 2つしかない。TVチューナーボードが 1つ、PCケースの前面ポート用に 2つ必要だがすでに足らない。ファンLEDは AMDアプリをあきらめて 3pin につなげた。
Aliexpress で内部USB2.0コネクタの増設ボードを注文した。
あとがき
自分用の PC を組むのは 2012年以来 8年振り、先々代の PhenomII X6 1100T から 10年振りの AMD だ。昔の爆熱、爆電力のイメージも完全に変わってエコになった。
コンパイルや統計計算では、Ryzen7 3700X のパフォーマンスは素晴らしい。当分はマシンパワーに不自由しないだろう。
Adaptec AHA-2940 (U/UW) や Promise Fasttrak の時代からハードウェアRAID を使い続けている。OSレベルの RAID機能を使ってしまうと、別の PC で復旧といったことが難しくなる。
RAIDカードの BIOS がブートディスクを探すので全体の起動時間が長くなるのは仕方ない。
* * *
今年になって宅内LAN のハブも 2個交換した。自宅のIT環境に寿命が来たようだ。
コレガの電源内蔵型を新築時に導入してから 11年使った。後継機に同じ電源内蔵型を探したが売られていない。仕方なくACアダプタ型の NETGEAR GS308E-100JPS に交換した。このハブはアンマネージドといいながらマネージできるようだ。VLAN も張れるらしい。だが、自宅ではニーズがないのでただのスイッチとして使っている。
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