Xioami Mi Pad 2 に公式ROMをインストール

Xiaomi (小米科技)の Mi Pad 2 を買った。GearBest で注文してから 1週間で届いた。起動すると初期設定なしですぐに使えた。これは MIUI の Fake OS が入っているらしい。このままでもいいと思っていたが MIUI 自体になじめなくて公式ROM に書き換えることにした。ネットで情報を探して最終的に ROM の書き換えに成功した方法を書いておく。余計なことは後で書くことにする。


色はシャンパンゴールド

Step 1. PC に USB ドライバをインストールする。

母艦は Windowsだ。ドライバは Intel のものを使った(入手先)。ドライバはインストーラーで配布されているので管理者で実行する。インストール中に出てくるデバイスに OK する。インストール後に Mi Pad 2 をつなげて、デバイスマネージャーで ADB デバイスが現れれば成功だ。



Mi Pad 2 は MTP モードになっているのでこの時点で内部ストレージにアクセスできる。



Step 2. Mi Pad 2 のデバッグモードを有効にする。

開発者オプションを有効にするにはビルド番号ではなく MIUI をタップする。開発者オプションは "Additional Settings" の下に現れる。MIUI を知らないとつまづく点だ。Debug を ON にする。

Step 3. 公式ROM を入手する。

公式ROM を MIUI の公式サイトからダウンロードする(入手先)。Stable版と Developer版があるが好きな方を選べばよい。

Step 4. 公式ROM をインストールする。

公式ROMを Mi Pad 2 のストレージの一番上に置いてファイル名を update.zip にリネームしておく。PC で "adb reboot recovery" またはリブートして Mi ロゴが出たところで Vol+ を押し続けるとリカバリーに入る。English を選んで(中国語が読めないので)、Wipe → update.zip のインストール → リブートの順。

起動すると初期設定で Miアカウントを求められる。適当に作った。Apple ID みたいなもので登録したメアドに紐づけられる。


言語の選択、3つしか選べない

デスクトップ画面


読めないがおもしろい

Step 5. Google Play ストアをインストールする。

"Additional Settings" → "Privay" で、"Unknown App" をインストールできるようにしておく。Google Playストアアプリをインストールするための「谷歌安装器」というアプリをダウンロードする(入手先)。”googleinstaller-2-v20apk” というファイルがインストーラー。これを USB経由で Mi Pad 2 のストレージにコピーしておく(フォルダはどこでもいい)。Explorer アプリを起動すると新しいファイルを表示してくれるのでそれをタップする。


谷歌安装器のインストール

この「谷歌安装器」アプリを起動すると Google Playストアを構成するアプリ群(いくつかに分かれている)がインストールされる。すでに他の記事に書かれているように、それぞれのアプリで "Done" を押すと先に進めなくなってしまうので触らないこと。

その後...

操作は簡単でつまづくところもないが、最後まで来て Google Playストアでアプリをインストールできなくなってしまった。これが 963エラーと言われているもの。情報を探しまくったが現状の構成で解決はできなかった。先人たちも苦労したことがわかった。あれこれ 2日間試したあげく Bootloader が壊れ PC から見えなくなったりととんでもないことになってしまった。


ブートローダーをアンロックした後の画面・・・アプリが減っている

結局 Goolge Playストアが使えることはなく、ここまでの作業はすべてなしにして別の方法を取った。その顛末は次回で、




コメント

このブログの人気の投稿

[買い物日記] W204 Cクラスの地図データを DIY でアップデート

[買い物日記] W204 Cクラスにヘッドアップディスプレイを後付け

Xperia V に LineageOS をインストール